利上げ予想値上昇中

時事ネタ

消費者物価指数、生産者物価指数結果

■CPI
[前年比]
8.3%(結果) vs 8.1%(予想)
8.5%(前回)

 

[前月比]
0.1%(結果) vs -0.1%(予想)
0.0%(前回)

CPI Core
[前年比]
6.3%(結果) vs 6.1%(予想)
5.9%(前回)

[前月比]
0.6%(結果) vs 0.2%(予想)
0.3%(前回)

■PPI
[前年比]
8.7%(結果) vs 8.8%(予想)
9.8%(前回)

 

[前月比]
-0.1%(結果) vs -0.2%(予想)
-0.4%(前回)

PPI Core
[前年比]
7.3%(結果) vs 7.1%(予想)
7.7%(前回)

[前月比]
0.4%(結果) vs 0.2%(予想)
0.3%(前回)

インフレは根強い結果でした。

利上げ予想状況

先週から現時点の利上げ予想推移です。現在の政策金利は2.25%~2.50%です。

先週は」利上げ予想が一段と上がり予想値が少しまばらでしたが、今週は大分まとまってきた印象です。
9月は+75bpsが優勢で変わりなし。11月は+25bps→+50bps→+75bpsとわずか2週間程度で大きく変化してきました。そして年内には4%を超え、翌年には4.25-4.50%を維持していく予想に今週は落ち着きました。

年末に3.75%-4.00%になることが既定路線だった7、8月時点でメスター、ブラード、ジョージらが4%超えを示唆していた発言がありました。インフレがピークアウトしてるという証拠が出ない限り4%超えは現実的になるかもと思っていたら早々に予想値は4%を超えてきました。

相変わらずインフレはエネルギー価格に大きく左右されている部分が大きく、CPIは予想を超え、住宅ローン金利(30年)も6%を超え上昇を続け、労働市場も強くFRBは対インフレで苦戦を強いられています。

インフレ期待が高まっていけばそれもまたインフレを呼び込んでいくので、FRBは言葉通り当分は強気姿勢のままだと思います。

金利/日程 9月21日 11月2日 12月14日 2月1日 3月15日 5月3日 6月14日 7月26日
4.75-5.00   ↑11.2% 10.1% ↑8.8% 6.5%
4.50-4.75 22.0% 30.8% 28.7% ↑26.0% 21.0%
4.25-4.50 42.7% ↑41.9% 35.6% 35.1% ↑34.1% 31.8%
4.00-4.25 9.5% 41.0% 27.6% 18.0% 19.9% 22.1% 25.6%
3.75-4.00 62.8% 10.5% 5.9% 3.3% 4.8% 7.1% ↓11.4%
3.50-3.75 27.7% ↓2.7%
3.25-3.50 ↑14.0%
3.00-3.25 ↓86.0%
2.75-3.00

 

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