投資・金融本

お役立ち情報紹介

投資・金融本の紹介

私が読んだ投資、金融に関わる本でおすすめできるものを選んでみました。
時々追加更新していこうとおもいます。

まずは、ご自身の知識レベルに合った本を読むことをお勧めします。

非常に優れた書籍だとしても、自分のレベルに合ってない状態で読むと「ふーん、そうなんだ、へー」という感想程度で終わってしまい、折角読んだのにあまり役に立ってないとか頭に入ってこないとかある時があります。少し知識や経験をもった状態やその本のレベルに合った状態で読むと「なるほど、そういうことだったのか、たしかに」など受け方が変わってきます。

同じ本でも違った時期に振り返って読見直すと、既に読んだはずの本だったのに新しい発見を見つける場合があると思います。多分、適切な時期に適切なレベルの本を読んでなかったからではないかと思います。

そこでざっくりですが難易度分けをしてみましたので参考にしてみて下さい。

超初心者向け

投資本:お金に纏わること全然分からないような人向け

池上彰のお金の学校 知らないと損する [池上彰]

お金に関わる基本中の基本が幅広く書かれています。初心者向けの書籍ですら常識レベルの話は省かれることが多いですが、この本では金利、投資信託、債券、税金、銀行の話などが簡単に書かれています。さくっと読める本です。

デフレやインフレがなぜ起きるか、債券が何なのか、金利とは何かという程度の話がわかるのであれば読む必要ないですが、実は良く分かってない人、これから投資本読んで勉強したいけど基本的なこと何も知らないという人は読んでみてください。実際初心者向けの投資本を読んでも常識的な話は”前提”として大した説明がないまま進みますので、こういう事をわざわざ幅広く説明してくれる本は貴重だなと思いました。

 

バビロンの大富豪 「繁栄と富と幸福」はいかにして築かれるのか [ジョージ・S.クレイソン]

舞台は古代都市バビロンで富をどうやって築いていったのかという話。この時代で投資、労働、運用、複利など現代でも通用する投資の基本が物語をベースに書かれている。実用書とは違って情景が浮かべながら読み進めていくのでとても分かりやすく、イメージしやすい作りになってます。お金の使い方が少し違うだけで奴隷にも富豪にもなれる時代背景が面白い。バビロンの時代を少し知る意味でも楽しめる。投資を始める前の人や、投資を始めて間もない人には特に楽しめる内容だと思います。

 

金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 [ ロバート・キヨサキ ]

お金持ちになるか、そうでないかの考え方の比較がよく書かれている。二人の登場人物を出して比較されているので初心者に分かりやすい内容。投資をする上での基本的な心構えや考え方が書かれている。キャッシュフローとはどういうものか、資産と負債の違いや考え方も分かりやすく書かれているので、投資の基本的なことを知らない人は読んで見るといいと思う。

 

初心者向け

これから投資をしてみようと思っている方向け。又は読み物として難易度が難しくないもの。

株を買うなら最低限知っておきたい ファンダメンタル投資の教科書 [足立 武志]

定番の入門書。PERとは、EPSとは、どういう指標をどうやって使うのか、などファンダメンタルズ投資の基本が詰まった一冊。初心者は一度読んでおいて損はない。基本、日本株を例にされて話が進んでいるが、米国株でも使い方は同じなので問題なし。

 

Market Hack流 世界一わかりやすい米国式投資の技法 [広瀬隆雄]

じっちゃま(通称)の本です、グロース投資です。米国株投資を実践する上で大事なことがこの一冊でまとめて書かれています。要点絞ってあるので初心者にもとても読みやすいと思います。読んだその瞬間から使える知識満載です。読み心地としてはサクサク読めるため難易度は低く感じますが、米国株投資で基本がよくまとめられています。株投資を始めてから、基本に回帰したい時にも良いのではないかと思います。

 

億万長者をめざすバフェットの銘柄選択術 [デビッド・クラーク/メアリー・バフェット]

言わずと知れたバリュー投資のバフェットの本。「グロース投資しているから私には関係ない」とは言わず一つ読んでみては如何でしょうか。バリュー投資はグロース投資に比べて難しいと言われていますが、そのバリュー投資の基本が書かれています。企業分析をどのようにしていくのか、どういうポイントを見ていくか書かれています。グロースとは違った視点での考えがあります。初心者にも読みやすく、投資知識を増やすためにも良いと思います。

私は基本グロース投資ですが、引き出しは多いほうが良いのでバリュー投資も勉強しています。グロース投資が厳しい時期にバリュー投資に切り替えたり柔軟に使います。

 

マーケットのテクニカル分析 トレード手法と売買指標の完全総合ガイド  [ ジョン・J・マーフィー ]

有名な本です。テクニカル分析ならこの本一冊で事足りると思います。文章も分かりやすく書いてあり、前半はやさしく、徐々に濃度が濃くなっていく感じが読みやすい。ファンダメンタルズ派とかテクニカル派とか関係なく一冊は持っておきたい本、トレンドの見つけ方や移動平均線の理解など使える情報満載です。

 

投資で一番大切な20の教え 賢明な投資家が知らない隠れた常識 [ハワード・マークス]

バフェット大絶賛している本。難しい専門用語は使われていないので投資に詳しくない人でも読める書き方をされている。但し内容は初心者から中級以上の人全員が読める内容。投資への考え方が主に書かれていて、本質的価値や投資家心理など興味深い日常的に株投資生活に関わる話もためになる。特にリスクに関して多くのページを割いて書かれている。投資守備力が上がる一冊でした。

 

オニールの相場師養成講座 [ウィリアム・J・オニール]

グロース株投資の最初の一冊としても良い内容で、トレンドの見極め方、買いタイミング、売りタイミングなどトレードで必要な知恵が一通り書かれている。チャートも使った解説もあり、やさしめな文章で書かれているので初心者からでも読みやすい内容。年月が経ってから時々読み返しても学びのある一冊。

 

中級者向け

できれば投資経験と知識を持っているとよりタメになる内容の本

ウォール街のランダム・ウォーカー [バートン・マルキール]

単純に読み物として面白い。難易度は高いわけではないが、初心者よりは多少投資経験ある人の方が楽しめると思う。実践投資においても、投資家としての心構えやマインドを整理してくれる内容。過去の出来事の話も多く、過去に起きた事の教訓や同じ過ちを繰り返さない忘れがちなことを思い出させてくれる。

版が新しいほど現代に合わせた内容でアップデートされているので是非最新版で読むことをおすすめします。

 

オニールの成長株発掘法 [ウィリアム・J・オニール]

グロース投資の本ですね。私の株投資において一番役に立った本の一つです。題名の通り成長株発掘法をメインに書かれている。投資って「買い」よりも「売り」タイミングのほうが難しいことが多いんですけど、その売りタイミングの考え方も豊富に書かれていてとても役に立っている。実践ですぐに使える内容が多い。多くの投資家が必ず一度は読んでると思われる本。

 

タートル流投資の魔術 伝説のトレーダー集団 [カーティス・フェイス]

プロ集団の徹底したトレードルールとか読み物として面白かった。当時は”こんな世界があるのか”とか、普段見ることのできない世界を見せられた気分を持った。

 

財政赤字の神話 MMTと国民のための経済の誕生 [ステファニー・ケルトン]

現代貨幣理論(MMT)についてよくまとめられている本でした。馴染みない人には「なんだこれ?」って思うかもしれませんが、「財政赤字は本当に悪いことなのか?」、「自国通貨を発行できる国(米国、日本など)とそうでない国(ユーロ圏など)の違いは?」など、債券、税金、国の収入/支出、財源について書かれており、今まで一般論で語られてきたものをパラダイムシフトされています。例えや図を使って分かりやすく書かれているので読みやすかったです。投資に直接関係ないとも言えますが、経済知識は知ってれば知ってるほど投資にも生きてきます。更なる経済知識を得たいと思う人は是非読んで見るといいともいます。

 

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