ベアマーケット突入

時事ネタ

ベアマーケット突入

3/8、NASDAQが定義上のベアマーケット(弱気相場)に突入しました。その定義とは一般的に「直近の高値から20%以上下落した状態」と言われてます。ちなみにその逆をブルマーケット(強気相場)といいます。

一見、悪い知らせのように見えるベアマーケットですが、過去のデータだとベアマーケット突入してからの
3か月後、6か月後、1年後というスパンでプラスになる確率は高いようです。

2月CPI結果

CPI   :+7.9% vs +7.9%(予想)(前回+7.5%)
コアCPI :+6.4% vs +6.4%(予想)(前回+6%)

モノ別上昇率(前年比)
中古車        +41%
ガソリン       +38%
ガス         +23.8%
肉・魚・卵      +13%
新車         +12.4%
電気         +9.0%
食費(自炊)     +8.6%
消費者物価指数全体  +7.9%
食費(外食)     +6.8%
アパレル       +6.6%
交通機関       +6.6%
シェルター      +4.7%

予想通りの結果とはいえインフレ高進続いてます。しかも2月のCPI統計ですから先日始まったウクライナ侵攻による原油高の影響は含まれてないのです。

原油価格

UAEが増産支持を表明して一時原油価格が17%下落しました。しかし先週の記事でも少し書いたように前回(3/2)のOPEC+では増産ペースは維持するといっていたので、これだと普通にUAEと他の国で対立する構図ができてしまうので本当に増産するのかどうかは謎。しかもUAEの発言は他国に事前相談なしで見切り発車の発言だったようですし。

同日、原油価格は下がったものの石油株はあまり下がらなかったですね、同日だけでみると-1~-2%くらいでした(ぱっと見)。

長短金利差

10年債と2年債の金利差がどんどん狭まってきてついに0.25%になりました。
リセッション(景気後退)も現実味帯びてきました。

今後の見通しなど

見通しというか結果なんですけど、2月の終わり頃にRKTの決算があって決算レポートに特別配当を今年も出すと書かれていました。その内容は配当$1.01/株(当時株価$11位なので配当利回り約9%という具合)がでるというものでした。
最近買い銘柄が少なかったので、ここでワンチャン狙いでかなり強気でぶっこみました。普段こういうトレードしないんですがあまりにも最近暇な相場だったのでいきました。取れるところで取らないと今年は難しいなと思っています。もちろん配当権利確定後即売です。

AMZNが1:20の株式分割を発表してましたね。GOOGも前回の決算で1:20の分割を7月に行うといっていたので両社とも買いやすい価格になります。分割発表後は株価上がりましたね。

農業株は原油価格が下がった日に一瞬株価も下がりましたがすぐに戻して高値圏です。戦争始まってから一気に伸びました。もう少し引っ張れるかなーという感じで見てます。

 

とにかくFOMCは要注目です。

まずは来週のFOMC(3/15~16日)がどうなるか見てから考えます。FRBは利上げは25PBS(0.25%)になる見込みだといっているが、不確実性が高い状況が続いているのでサプライズがあればまた相場は動きそうですし、サプライズなければ前回の様にまったりしらけて終わるのかなと思ってます。

今はまだ強気で買いに向かうより、安全運転で焦らないこと心掛けておきたいです。

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