利上げ動向の変化

時事ネタ

利上げ動向の変化

FRBによる利上げの動向に変化がありました。

先週まで25BPS(Basis points)の利上げ幅が予測されていましたが、今週になると50BPSになるのではないかと予測値が上昇しました。

先週の記事でも載せた下記の画像は先週時点のFOMCでの利上げ動向になります。

そして2/12時点での利上げ動向が下記になります。

水色の部分が一段右(利幅上昇)にスライドした事がわかります。

次回3/16のFOMCで50BPSの利上げする確率が93.8%という事を表しています。
但しこの数字は日々変化しているので今の時点で考えてください。

1月米消費者物価指数

上記で書いた「利上げ動向の変化」に大きな影響を与えた悪い結果でした。

前年同期比
CPI:+7.5% vs +7.3%(予想)前回:7%
Core CPI:+6.0% vs +5.9%(予想)前回:5.5%

発表された後には10年債利回りはグングン上がりついに2%超えました。

しかし、短期債の上がるスピードが長期債よりも早いので、逆イールドが発生する可能性も出てきています。
(通常は順イールドと言われ短期金利<長期金利の状態を言うが、逆イールドは短期金利>長期金利の状態になることを言います。)

原油価格

現在は$93/バレルとなっています。毎週上がってきていること実感します。

先週まで原油価格(WTI)$100/バレルまで上昇するというストラテジストの予測はあったが、ロシアがウクライナに侵入した場合$120/バレルまで行くという予測も今週初めに出ていました。

まだまだ遠い数字だとおもっていましたが、だいぶ近づいてきました。

今後の見通し

やっぱりウクライナ問題。

2/11に各国から避難勧告がでました。なんだか「始まるぞ」って感じてしまいます。
最短で2/15にはロシアの準備が整うらしくその日を起点に危険度が増すことが言われています。

また2/12にバイデン氏とプーチン氏が電話会合を行うとのことでここも要注目です。

そんなこんなで金曜日の市場はコモディティ関連は上がり、それ以外は大幅下落しました。

 

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