CPIの結果を受けてインフレはピークを迎えたのか

時事ネタ

消費者物価指数(CPI)結果

■CPI
[前年比]
7.7%(結果) vs 7.9%(予想)
8.2%(前回)

[前月比]
0.4%(結果) vs 0.6%(予想)
0.4%(前回)

■CPI Core
[前年比]
6.3%(結果) vs 6.5%(予想)
6.6%(前回)

[前月比]
0.3%(結果) vs 0.5%(予想)
0.6%(前回)

CPIは市場予想より下回り、待ちに待ったようなインフレデータです。

同日の指数は爆上がりでした。

S&P500 +5%
NASDAQ +7%

為替も滝のようなチャートでした。

USD/JPY 146円台 → 140円台 → 更に翌日には一時138円台も

滅多にお目にかかれない光景です

ようやく多くの投資家がインフレがピークを迎えたと納得してしまうようなインフレデータの証拠が出てきたのではないかと思います。マーケットも素直に反応して株が買われました

CPI後のFOMCメンバーのコメントとしては、「この結果を転換点と決めるにはまだ早い」といったような感じでした。(まぁ気持ちはわかります。)

しかし、株が一気に買われたので調整は入る可能性はありますが、安くなった株があっちこっち落ちているので少しづつ拾い始めても良いかもしれません。個別なら決算が良いもの、インデックスは大いに使い、ETFで今旬なセクターに上手く波乗り、分散投資先として新興国株も長期で今狙い目だと思います。

ポートフォリオの点検と整理を怠らず常にクリーンに保ちます

利上げ予想状況

先週から現時点の利上げ予想推移です。
今週75bpsの利上げが行われ、現在の政策金利は3.75%~4.00%です。

12月の利上げ予想は50bpsにほぼ固まり、2月、3月は25bpsの利上げ、利上げはそこでピークとなりその金利を維持してくのではないかという予想になっています。先週よりも一段階下がったことになります。

金利/日程 12月14日 2月1日 3月22日 5月3日 6月14日 7月26日 9月20日 11月1日
5.25-5.50
5.00-5.25 6.4% ↓33.2% ↓36.2% ↓36.2% ↓27.7% ↓19.4%
4.75-5.00 45.8% 47.1% 40.3% 40.0% 38.7% 34.2% ↓26.4%
4.50-4.75 ↓14.6% 47.7% 15.3% 12.0% 11.9% 21.3% 28.5% 31.5%
4.25-4.50 ↑85.4% 20.3%
4.00-4.25

各社レイオフ進む

TWTR 従業員75%のレイオフ
AAPL 採用凍結
AMZN 採用凍結、レイオフ検討
SNAP 従業員20%のレイオフ
META 数千人規模のレイオフ
MSFT レイオフ開始
INTC 従業員20%のレイオフ

企業もレイオフのニュースが段々増えてきています。雇用はまだ強いデータが出ていますが、これから少しづつ下がっていくのかどうかってところは見ていく必要があります。CPI(物価)は良い結果がでたので、あとはしぶとい雇用が落ち着くかってところです。12/2の雇用統計が待ち遠しいです。

今週の決算結果

結果 ティッカー 一言コメント
PLTR EPS✕、通期ガイダンス上方修正
RPRX 通期ガイダンス上方修正
AFRM EPSとガイダンス✕、通期ガイダンスも下方修正
DIS ディズニーパークは+36%好調
GDRX ガイダンス✕
FVRR ガイダンス✕
TTD ガイダンス✕
RBLX 全体的に弱い数字
MQ EPS✕
U 通期ガイダンス上方修正
XMTR ガイダンス✕、売上高成長率+83%
DOCS ガイダンス✕

 

フェイクアカウントに注意

 

今後なんらかの対策が取られるまでブルーバッジを付けた偽アカからの投稿が出てくるかもしれません。ご注意を

 

タイトルとURLをコピーしました