3月消費者物価指数(CPI)
■CPI
[前年比]
3.5%(結果) vs 3.4%(予想)
3.2%(前回)[前月比]
0.4%(結果) vs 0.3%(予想)
0.4%(前回)
■CPI Core
[前年比]
3.8%(結果) vs 3.7%(予想)
3.8%(前回)[前月比]
0.4%(結果) vs 0.3%(予想)
0.3%(前回)
CPI・CPIコア共に市場予想を上回る非常に悪い結果となりました。
インフレ再燃懸念が上がり、利下げ観測も後退したことから
金利上昇 +4.3%
株価下落 -1%(S&P500)
ドル上昇 +1.20円(152.95円付近まで上昇)
となりました。
また主に原油価格と居住価格の上昇から影響が出ているようです。米国平均ガソリン価格も上昇を続けています。
現在 $3.619
1週間前 $3.608
1カ月前 $3.394
FRBが注目しているスーパーコアCPI(住居、エネルギーを除いたコアCPI)も上昇。
前月比+0.65%、前年比+4.77%
The supercore mom reading at 0.65% is really the fifth month in a row of accelerating inflation above target, demonstrating that inflation really did bottom in October and has been moving higher ever since, assisted by the significant loosening of financial conditions that the… pic.twitter.com/mBa7S6VwRA
— Craig Shapiro (@ces921) April 10, 2024
金利予想状況
現在の政策金利は5.25%~5.50%のままです。
3月CPIの結果を受け、一気に利下げ観測後退。インフレ再燃懸念が上がったことで、6月どころか7月にも利下げ開始はされない予想になりました。また悪いインフレデータが出るようであれば年内に利下げ自体開始されるのかどうかも怪しくなってきます。
2021年のコロナ後のインフレが加速しているころに、FRBは「インフレは一過性のもの」と判断し、利上げタイミングを失敗していることから、同じ失敗はしないという心構えで利下げのタイミングを見ていると思いますが、雇用統計とCPIの結果を見る限りまだまだ先になりそうです。
金利/日程 | 5月1日 | 6月12日 | 7月31日 | 9月18日 | 11月7日 | 12月18日 | 1月29日 | 3月19日 | 4月30日 |
5.25-5.50 | ↑96.1% | ↑83.0% | ↑57.3% | ↑33.2% | ↑24.9% | ||||
5.00-5.25 | ↓3.9% | ↓16.4% | ↓37.1% | ↑45.6% | ↑42.5% | ↑33.6% | ↑26.5% | ↑18.1% | |
4.75-5.00 | ↓18.7% | ↓25.5% | ↑34.1% | ↑33.9% | ↑30.5% | ↑26.8% | |||
4.50-4.75 | ↓16.1% | ↓22.1% | ↓27.5% | ↑28.4% | |||||
4.25-4.50 | ↓18.3% | ||||||||
4.00-4.25 | |||||||||
3.75-4.00 | |||||||||
3.50-3.75 |