12月消費者物価指数と利上げ予想値の変化

時事ネタ

 

12月消費者物価指数(CPI)

■CPI
前年比]
6.5%(結果) vs 6.5%(予想)
7.1%(前回)

[前月比]
-0.1%(結果) vs -0.1%(予想)
0.1%(前回)



■CPI Core
[前年比]
5.7%(結果) vs 5.7%(予想)
6.0%(前回)

[前月比]
0.3%(結果) vs 0.3%(予想)
0.2%(前回)

 

ぴったり予想通りでした。

インフレが鈍化している結果となりますので良い結果となります。

市場ではソフトランディングできるのではないかという期待も高まってきてる様子です。
物価インフレはもう鈍化してきているので、気になるところといえば賃金インフレだとおもいます。よって今後はCPIよりも雇用統計により注目度が集まると思います。

株の話であれば、通常下記の様に株式市場と実体経済にはタイムラグがあるので、来る来ると言われている”景気後退”が実際に来るのを待っていたら買いタイミングとしては遅いんです。株価は実体経済より先行しているので、気づけば株価上昇始まった後になってしまいます。

ブルマーケットはベアマーケットに比べて期間は長いので焦る必要はないですが、”いまはここだ”、とピンポイントで現在地を示すことはできないです。生き物の様に常に前後に動き続けていて、正確な位置は常にぼやけているものですので、今のどこにいるのかを見極めるのは難しいことです。

格言で「売はすばやく、買いはじっくり」と言われてますが、その通りだと思いってます。実際に下落スピードはと上昇スピードを比較した場合下落スピードのほうが速いです。絶好のタイミング(底と言われる場所)というのは、後に分かることなので現在を生きている私達にはわかるわけもありません。気持ち的には遅すぎないところで大きく買いに行けたらよしとする気持ちでいます。順張りが安全だと思うので引き続き焦らず行こうと思います。

 

利上げ予想状況

先週から現時点の利上げ予想推移です。
現在の政策金利は4.25%~4.50%です。

今後の注目点としては利上げのピークはいつか利下げの時期はいつかに注目されると思います。
12月CPIの結果を受けて、予想値がより鮮明になりました。

あと2回の0.25bpsの利上げを行ってピークをつけるだろうという予想値にはっきりしてきました。

金利/日程 2月1日 3月22日 5月3日 6月14日 7月26日 9月20日 11月1日 12月13日
5.25-5.50
5.00-5.25 ↓4.4% ↓27.8% ↓28.9% ↓21.1% ↓13.0%
4.75-5.00 ↓5.7% ↑73.7% ↑56.2% ↑54.5% ↑46.9% ↓36.1% ↓25.5%
4.50-4.75 ↑94.3% ↑21.9% ↑14.5% ↑13.9% ↑26.0% ↑34.8% ↑35.4% ↓25.7%
4.25-4.50 ↑23.2% ↑35.2%
4.00-4.25 ↑22.9%

 

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