9月FOMCまとめ
市場予想通り0.25%の利上げが全会一致で決定し、レンジで3.75%~4.00%となりました。
ステートメントでは、
- 経済活動:堅調なペースで拡大が継続。地政学的な不透明感はあるものの、国内消費は底堅く、生産性の伸びや設備投資も力強い。
- 雇用状況:雇用増加は労働力の伸びと同水準を維持し、失業率は低い水準で横ばい(約4.1%)。労働市場は総じて健全。
- 物価動向:インフレ率は依然として高水準。今回の0.25%利上げは、2%のインフレ目標への早期復帰を支えるための措置。
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下記は現在のFRBの経済予想、金融政策予想の中央値です。前回からの変化は下記の通り。
※原文はこちら
| 2026 | 2027 | 2028 | 2029 | 長期 | |
| 実質GDP | 2.2 → 2.3 | 2.3 → 2.4 | 2.2 → 2.2 | 2.1 | 2.0 → 2.0 |
| 失業率 | 4.3 → 4.1 | 4.3 → 4.1 | 4.2 → 4.1 | 4.1 | 4.2 → 4.2 |
| PCE | 3.6 → 3.7 | 2.3 → 2.3 | 2.0 → 2.1 | 2.0 | 2.0 → 2.0 |
| PCE Core | 3.3 → 3.4 | 2.5 → 2.5 | 2.1 → 2.2 | 2.0 | N/A |
| FFレート | 3.8 → 4.1 | 3.6 → 4.1 | 3.4 → 3.9 | 3.6 | 3.1 → 3.2 |
2026年内中央値は4.1%に設定されており、あと1回の追加利上げ(+0.25%)を見込んでいる状況です。
また2027年のFFレートも上方修正されており、インフレ高止まり&高金利長期化が示されています。
ウォーシュ会見コメント要約
- インフレへの強い警戒:「インフレ率は高すぎ、それが長期間続きすぎている」と強調。夏のデータを見ても基調的なインフレ率が目標(2%)に向かって十分な速度で改善している確信が得られなかったため、全会一致での利上げを決断した。
- 労働市場と経済の強さ:雇用情勢は良好で経済の基礎的条件は強固。だからこそ、景気失速を過度に恐れることなく物価安定(インフレ抑制)に注力できる環境にある。
- 金融引き締め度の認識:現行の金融環境は「十分に緊縮的」とは言えず、緩和的な要素を一部取り除く(利上げする)必要があった。
- 今後の利上げ見通し:今後の決定を予断することはない。個別のデータ点に一喜一憂せず、トレンドを注視しながら「データ次第」で判断していく。
- FRBの独立性について:「FRBは自らの役割(物価安定と最大雇用)に専念する(stay in our lane)」と述べ、政治的圧力や政策判断に関するコメントを避けた。
金利予想状況
現在の政策金利は3.75%~4.00%です。
当面は利上げが予想されています。長期金利も5.00%を超えてきましたし金利動向には敏感になりそうです。
| 金利/日程 | 10月28日 | 12月9日 | 1月27日 | 3月17日 | 4月28日 | 6月9日 | 7月28日 | 9月15日 |
| 4.50-4.75 | 35.1% | 31.0% | 30.4% | |||||
| 4.25-4.50 | 43.5% | 37.3% | 31.5% | |||||
| 4.00-4.25 | 50.1% | |||||||
| 3.75-4.00 | 50.2% | |||||||
| 3.50-3.75 |
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